沖縄のマンゴーはなぜおいしい?
マンゴーと言えば、はやり沖縄です。最近は宮崎のマンゴーも非常に人気が高くなっていますが、沖縄の方が生産量ははるかに多いのと、また同じアーウィン種のアップルマンゴーでも作られる地域よって微妙に味が変わり、さまざまなマンゴーが楽しめるということでも全国に多くのファンがいるのです。
マンゴーは何と言っても熱帯地方のフルーツです。強い太陽の日差しを好むのです。
沖縄でもっとも有名なのは宮古島産マンゴーです。
なぜかというと、宮古島は実にマンゴーの生産に適した島だからです。まず、糖度は日照時間に比例します。熟すというのは、実に蓄えられたでんぷんが酵素などの働きによって糖に変わる行程をそう呼ぶのです。つまり、でんぷんがたくさん蓄えられた方が糖度が高くなるということなのです。そして、でんぷんは光合成によって出来るのです。
つまり、太陽をしっかりと浴びたマンゴーはより甘く、濃厚な味わいとなるのです。
また、宮古島の土壌もマンゴーの栽培に適しているといいます。宮古島はサンゴ礁が隆起して出来た島です。ミネラル分がたっぷりでなおかつ水はけのいい土壌あることが、宮古島のマンゴーをさらに特別なものにしているのです。
また、年間平均気温約23度という条件もマンゴーには欠かせないのです。マンゴーは温度にも大きく左右されるので、通常はボイラーなどをたいて温度の調節が必要になることがあります。しかし、宮古島産のマンゴーの場合は自然のままの温度で問題なく育つのです。
これが、宮古島産マンゴーのおいしい秘密なのです。
もちろん、沖縄本島でも数多くのマンゴーが生産されています。
沖縄のマンゴーのおいしさはその肉厚な果肉に含まれる滴り落ちるような果汁と、濃厚な甘みの中にほのかに感じられる酸味とのバランス、香り立つ甘く官能的な芳香で、世界でも特においしいマンゴーだと言われています。
それは、亜熱帯の暖かい気候に加え、さらにビニールハウスで栽培しているのです。ちょうど、開花の時期と梅雨の時期が重なるということもあるのですが、台風による被害を避けるためでもあるといいます。しかし、そのビニールは椅子での栽培によって、自然な甘さが生まれるのだと言われています。
基本的に7月から8月にかけてが収穫時期となりますが、沖縄本島の中でも南部と北部で微妙に収穫時期が異なるため、沖縄のマンゴーは意外と長い期間、楽しむことができます。
キーツマンゴーも沖縄の特徴のひとつです。キーツマンゴーは最近では幻のマンゴーといわれています。その味わいは、アップルマンゴーよりも濃厚かつ香りが高いのです。では、なぜ幻なのかというと、ひとつに木になる実の数が10個程度なのです。そのように、非常に貴重であるにも関わらず、最近では沖縄でも栽培する農家が少ないのです。
キーツマンゴーは非常に追熟の難しいマンゴーだと言われています。通常は10日から2週間ほどの追熟が必要と言われていますが、なにぶん生ものが相手ですので、それぞれで追熟の期間が変わってきます。しかも、キーツマンゴーは熟しても実はグリーンのままなので、見た目だけでは判断できないのです。きちんと触って柔らかさ確かめて、かつ香りを確かめて、見極めなければいけないのです。その意味では、買ったらすぐに食べたいという人には向かないマンゴーなのです。
栽培はもちろんですが、買った本人の手間もかけなければいけないので、その分おいしさは増すはずですが……。

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